2011年9月11日日曜日

ibec ~ニューヨークで英語を学ぶ~


英会話の学習について書きたい。

2007年の9月からNYでibecという英会話学校に通っていた。SONYを退職してこの学校を始められた遠藤氏が考案したibec methodが特徴のNYの英会話学校で日本人の駐在員には人気がある。

ibec methodとは、目を使わず耳を中心とした英会話の学習方法。この学校の売りは、Express Waysという教材を使った授業だ。毎回の授業の予習では、登場人物2人の会話が消されたテキストと会話のCDを使って、繰り返し会話を聞き、その会話を何度もシャドーイング(シャドーイングとは、聞きとった英語のすぐ後について声に出し、影のようについていく練習のこと。)し、最後にその会話をノートに書き出すことが求められる。授業では、その書き取ったものを講師が添削し、各文章をきちんと正しく発音できているか生徒に発音させてチェックをする。発音のチェックと同時に各会話文で出てくる文章の文法も確認することで文法の復習にもなる。

最初は、日本で通っていた英会話学校と違って、普通に会話する時間が少なく、授業ではとにかくオウムのようにCDや先生の発音する本文を繰り返して、発音を厳しく指導されるというのが退屈で予習も大変であったが何ヶ月も続けているうちに会話の中で使われていたフレーズが体にしみこみ、普通に使えるようになっていった。ibecの先生の一人がこの学習方法は言葉の通じないところに行ってsurviveできるようになるには非常にいいと言っていたが、何を言われても何か返せるようになるためには役に立ったと思う。

初めての米国、ニューヨークへの渡米前に一年間TOEICの予備校や英会話学校に通いTOEICのスコアを890点まで上げることができたものの、スピーキングには全く自信がなかったが、この学校のおかげでリスニング・スピーキングともに上達させることができた。

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