前回紹介したフィリピン英会話を体験してみた。友人に紹介されたe-英会話という学校である。試しキャンペーンのおかげで30分の授業×3回でなんと980円。しかも、好きな時間をサイトで登録して受講できる。
私のこの学校を利用理由は2つ。
①英語のスピーキング能力をニューヨークにいた時くらいキープ
②プライベートなのでTOEFLのスピーキングの練習
スピーキング能力は話し続けていないとどんどん落ちてしまう。3回の無料レッスンでも
相当話す時に使っていた単語が出なくなっていて発音の時の口の動きがぎこちない気が
した。(もちろん毎日英語を話していた時と違うのでしょうがないんだろうけど・・・)
3回受けてみたがなかなかよいと思う。特に授業はせずに3人違う先生ということもあり、自己紹介から色々な話題について話すだけでテキストはあまり使用しなかったが、先生の発音もそれほど変ではないし、疑問点には丁寧に答え、発言で変な部分は直してもくれる。
月8回のコースであれば1回あたり850円だから40分で8000円とかとる学校に比べれば相当安く中身もある。私自身の考えだが、英会話教室に通って会話を続けるだけでは英語は話せるようにならないと思っている。外人と話続けることだけで必ずしもスピーキング能力は向上しない。ibecという学校で身を持って学んだが基本は簡単なセンテンスを含むCDでシャドーイングをし続け英語口、文章の構造を頭に作るのが大切で、英会話学校はその確認の場所でしかないと思っている。
つまり、シャドーイングというドリルと家で継続的に続け、英会話学校はそのテストをする場という位置づけである。テストを受ければ結果がでるように、テストの場で解けなかった問題(うまく話せなかった、表現できなかったこと)を把握してその解を先生に求めてそのことを通じてスピーキング能力を高めていくしかない。シャドーイングの訓練を英会話学校でやるのは発音を直してもらいながらできる点でメリットもあると思うがコストが異常に高くつく。あくまドリルのテストの場として英会話学校は使うべきである。その点、この英会話学校は値段も安く、テストへのフィードバックももらえるのでコストパフォーマンスがよい。
ただし、注意すべき点としてはPCの性能とインターネット環境(スカイプ)の問題がある。最近買ったミニPCでスカイプが使えるというので一度受講したが、音声が頻繁にとぎれて話を聞きづらく、うまくいかない時間帯があった。普段使っているMac Bookなら快適にできるので無線LANのせいではなくてPCの性能の違いも影響があるのだろう。
色々と検討の結果申し込みをすることにした。11月から月8回のコースで受講予定である。仕事では定型のメールが多いので久しぶりに外人と色々な話題で話ができるのは意外な驚きや発見があって面白い。フィリピンのセブ島なんていったことがないので、街の様子など興味深く聞かせてもらっている。
英語が全くしゃべれない状態から一年間のニューヨーク留学を経て、その後USC Marshall School of businessのIBEARプログラムへ留学しMBAを取得。帰国後グローバルなインターネット企業で働きながら本当の意味でグローバルに活躍できる人材となるべく日々取り組んでいるMBAホルダーの英語学習方法について紹介していきます。
2011年9月18日日曜日
2011年9月11日日曜日
ibec ~ニューヨークで英語を学ぶ~
英会話の学習について書きたい。
2007年の9月からNYでibecという英会話学校に通っていた。SONYを退職してこの学校を始められた遠藤氏が考案したibec methodが特徴のNYの英会話学校で日本人の駐在員には人気がある。
ibec methodとは、目を使わず耳を中心とした英会話の学習方法。この学校の売りは、Express Waysという教材を使った授業だ。毎回の授業の予習では、登場人物2人の会話が消されたテキストと会話のCDを使って、繰り返し会話を聞き、その会話を何度もシャドーイング(シャドーイングとは、聞きとった英語のすぐ後について声に出し、影のようについていく練習のこと。)し、最後にその会話をノートに書き出すことが求められる。授業では、その書き取ったものを講師が添削し、各文章をきちんと正しく発音できているか生徒に発音させてチェックをする。発音のチェックと同時に各会話文で出てくる文章の文法も確認することで文法の復習にもなる。
最初は、日本で通っていた英会話学校と違って、普通に会話する時間が少なく、授業ではとにかくオウムのようにCDや先生の発音する本文を繰り返して、発音を厳しく指導されるというのが退屈で予習も大変であったが何ヶ月も続けているうちに会話の中で使われていたフレーズが体にしみこみ、普通に使えるようになっていった。ibecの先生の一人がこの学習方法は言葉の通じないところに行ってsurviveできるようになるには非常にいいと言っていたが、何を言われても何か返せるようになるためには役に立ったと思う。
初めての米国、ニューヨークへの渡米前に一年間TOEICの予備校や英会話学校に通いTOEICのスコアを890点まで上げることができたものの、スピーキングには全く自信がなかったが、この学校のおかげでリスニング・スピーキングともに上達させることができた。
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