2011年9月27日火曜日

TOEICのスコアアップのマル秘テクニック

TOEICを受験するにあたり、ちょっとしたテクニックを使うことで簡単に15点位ならスコアを上げることは可能だ。もちろんTOEICの点数を100点、200点と上げるにはそれなりの努力が必要だが、問題を解く上でいくつかの注意点を意識したり、ちょっとした工夫をすることでこれくらいの点数であればすぐに上げることが可能だ。その方法を紹介したい。

最初に
TOEIC受験前に問題集を買い過去問を見てみよう。時間がなければ、わざわざ解かなくてもかまわない。チェックすべき点はそれぞれのセクションがどういう問題であるのかを把握しておくことだ。実際の試験では、問題を解く前に各パートの問題についての説明がある。各セクションの問題がわかっていれば、わざわざ説明を聞く必要はない。試験が始まったらすぐにページを後ろにめくり、パート1、パート2の問題の説明の時間をパート3、パート4の設問と答えの選択肢を読む時間に使ってしまおう。パート3、パート4でもセクションの説明時間はもちろん問題の質問と答えを事前にチェックするのに使う。(スコアが700点弱程度の私の友人は、パート1とパート2の説明時間をパート5を解く時間を使うことでリーディングの時間確保をしているそうだ。試験が始まったらすぐにパート5の問題を見て、時間の許す限り答えに該当する選択肢の横に軽く鉛筆で印をつけていくなどして解いていくらしい。)

TOEICは問題に書き込みができないとなっているが実際には書き込みをしても何も言われない。(少なくとも10回以上受験しているが、私は一度も注意されたことはない。)何か言われたらやめればいいだけだ。

リスニングセクションについて
パート1では各写真の横に4つの短い説明文に合わせてABCDと書いておき説明文を聞きながらそれぞれの判断を記入していこう。答えだと思えば○、微妙であれば△、明らかに間違えであれば×、また聞き取れなかったものには?と記入しておく。例えばABCDが順に×××?であれば?を選び、△×××であれば△を選べばよい。人間の記憶は曖昧なもので4つの説明を聞いた後に最初のが正解だったような気がすると思い込みで答えを選んでしまうことも少なからずある。けれどもこうすることで思い込みの確率を減らしていくことができる。

パート2も同様に質問文に対応する3種類の答えに合わせてABCと書き、それぞれの判断を記入しておこう。同時に気をつけるべきことは質問文の冒頭の言葉が何かということだ。Where, Whoなど、その一言が聞けていないだけで正解が「彼の同僚」の質問に対して「ニューヨーク」などと答えることになってしまう。ある程度リスニング力がついてくるとばかばかしく聞こえてくるこうした問題をきちんと解くために最初の一言を聞き逃さないようにすること。

パート3、パート4はある程度実力がついてこないと対応するのは難しいが、説明文を聞く前に問題文に目を通し、何を聞き取る必要があるのかということを意識しながら聞くようにしよう。

リーディングセクションについて
パート5、パート6をいかに早く終わらせて長文問題であるパート7に取りかかれるかがこのセクションで得点を取る鍵である。時間内にはとても長文を最後まで読みきれないという人は、最初にパート7の2つの文章問題以外の問題文にすべて目を通し、文章量、設問のバランスに応じてA、B、Cなどとランクをつけ文章の割には、設問数が多いところから優先して解くようにしていけばよい。解く際には、最初に各文章の見出しと最初のパラグラフだけを先に目を通し、次に各設問の問いを把握、そして検索ソフトのように目を早く動かして該当部分を文章内で見つけ出していこう。

スコアが850点くらいになってくると普通に前から順番に解いていくだけで十分試験時間が余るようになってくるが、以前にも書いたように初学者が点数を上げるには、まずは時間内に少しでも多く問題を解くことである。自分の知的好奇心をうまくコントロールしながら一問でも多く答えを書き残そう。

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